理系書店員のひとりごと

水環境に興味があり「技術士」を目指す書店員のブログ。将棋アマ5級程度。日本手相能力検定3級。マラソン元サブスリー。トライアスロンはそこそこ。桑名七番勝負1回戦敗退。

“Tsundoku”(積読)が海外で話題になっている件(英BBC → 米NYtimes)

目次

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0.記事のきっかけ

1.積読とは?

2.海外での取り上げ方(英BBC → 米NYtimes)

3.海外での反応

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0.記事のきっかけ

 昨日(10/26[金])の朝のラジオ番組、ZIP FM [77.8] のハイモニ(『HIGH!Morning!』月~金 6:00-9:00)のあるコーナー(※1)にて、MEGURUさんが表題の件について取り上げていたので、「そういえばそうであった!!」と、改めて思い出したのでありました。

   ※1: am 7:27~ 「WORLD POP EYE」

 

1.積読とは?

  広辞苑第7版では、「積読積ん読)」のことを次のように解説しています。

『つんでおく』とドク(読)とをかけた洒落)書物を読まずに積んでおくこと」

 

 恥ずかしながら私も類にもれず、“本を買ったはいいが、読む時間がない” といつも思っているのであります。

 ここ数年で、「Tsundoku」という言葉が海外で話題になっており、とうとう英BBCや米NYtimesまでもが取り上げています(※2)

 

2.海外での取り上げ方(英BBC → 米NYtimes)

 (1) BBC news

『 Tsundoku: The art of buying books and never reading them 』(29 July 2018)
www.bbc.com

 <記事概要>

① 「積読」という言葉の起源は意外に古く、遅くとも明治時代には愛書家の間で使われていたとされている(※3)

② 「積読」の意味や由来、その他言葉の用例を詳しく紹介している(該当記事参照)。

③ 英語の「Bibliomaniaビブリオマニア=蔵書狂)」との違いを解説している(※4)

 → 「本を読もうとして結果的にコレクションを作ってしまうのがTsundoku。

    コレクションを意識的に作るのがビブリオマニア。」  だそうです。

        (先述のZIP FMでもこれらについて紹介されていました)

 

    ※3:「書誌学者の森銑三によると、『積ん読先生』という言葉が1879年発表の書籍にみられる」

       (アンドリュー・ガーストル教授 [ 英ロンドン大学:日本文学(近代以前)] )

    ※4: 『Tsundoku』には否定的意味合いは薄く、『ビブリオマニア』にはそれが濃いのが最近までの

       認識であったようですが、後者の意味合いにも近年徐々に変化が見られるようです。

       オックスフォード大学出版会が発行する辞書の公式アカウントは、同語の定義について

       「ビブリオマニア。本の収集と所持へのたぎる熱意」とツイートしているようです。

 

(2) NYtimes (Twitter)

  『 積読 』を紹介する米ニューヨーク・タイムズTwitter (14 October 2018)

 https://twitter.com/nytimes/status/1051361604049272834

   f:id:duohuliangjie:20181027151843p:plain

 

3.海外での反応

  :『 積読 』を紹介する米ニューヨーク・タイムズTwitter より

https://twitter.com/nytimes/status/1051361604049272834

 

 「これは私のことじゃないか!(涙)」

 「リビングのこの状態を何て呼べばいいのかしら?」

 「もはや小さな図書館になってる」

 「eBOOKSなら…、eTundokuだな」   

    ・

    ・

   などなど、様々に微笑ましい反応が見られました。

 

 :その他のページより

  ↓ 積読が表現されているイラストが秀逸です☆

www.openculture.com 

     

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 ついつい増える本に悩んでいるのは日本人だけではないようで、なんだかホッとするといいますか、微笑ましい話でした。

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