理系書店員のひとりごと

水環境に興味があり「技術士」を目指す書店員のブログ。将棋アマ5級程度。日本手相能力検定3級。マラソン元サブスリー。トライアスロンはそこそこ。桑名七番勝負1回戦敗退。

“KonMari”が海外で話題になっている件(米NETFLIX)

「konmari」や「Kondo Marie」という言葉は、もはや動詞(英語)になっているらしい。

(←※「こんまりメソッド」に従って片付けることを意味する動詞)

 

 表題の件、先日のラジオ ZIP-FM「High! MORNING! 」(ハイモニ)の中の「WORLD POP EYE」で紹介されていた。「こんまり」こと近藤麻理恵さんのNetflix番組がアメリカで反響を呼んでいるとのことで、有料番組なのに、視聴回数が半端無いらしい。詳しい数字は忘れたが、一時話題になったPPAPや、テニスの大坂選手と同じかそれを上回るくらいだとのこと。

→『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』
  2019年1月1日(火・祝)からNetflixで配信 (出演:近藤麻理恵さん)

 ラジオ番組で紹介されていたのをきっかけに、書店員もこれまでの断片的な記憶を整理してみた。

 正直なところ、書店員はお片づけがきらいではなく、必要に応じて適宜適度にやるほうなので、KonMariこと近藤麻理恵さんの書籍についてあまり詳しく記憶には残っていなかったのが正直なところである。しかし、取捨選択の基準を“トキメキ”という前向きでわかりやすいものに設定されていたことは、当時から画期的だなぁと思っていた。そしてまさか、米国進出&ブレイクまでするようになるとは思っていなかった。これが世の中の流れなのでしょうか。とにかく、上述のラジオ番組をきっかけに、書籍について内容・記憶を整理してみた。

 

 「人生がときめく片づけの魔法」近藤麻理恵 著(サンマーク出版、2010年)

 日本での出版から数年後の2015年、著者は米国「TIME(タイム)」誌 世界で最も影響力のある100人に選ばれ、この本はニューヨーク・タイムズ No.1ベストセラーともなっている。シリーズとしては世界で700万部突破したとのこと。もはや紹介のいらない知名度

 シリーズを通して書かれているこんまりメソッドの基本は、「捨てるものを選ぶのではなく、残すものを選んでいく。残す基準はときめくか否か」ということ。 ここだけでも他の類書とは一線を画する感じがしている。また、メソッドとして技術的なことももちろん書かれているが、その基となる考え方がいい。今を素敵に生きるためのマインドが十分に書かれている(考え方が合わない人には、「断舎利」についての他の本がよいかもしれません)。

 当然、まずモノを捨てる必要性を説くのだが、人からの頂き物で趣味じゃないものも「受け取った瞬間のときめきをくれてありがとう」といって捨ててあげればよいのだそう。このようなアドバイスは、義理を思って手放せない私などには有り難いアドバイスだと思っている。

  こんまりメソッド実践の副産物としては、“捨てる際に自分に何が必要か大事かを見極める力がつく”ということも。これはたしかにそうかも。将棋棋士の羽生さんのおっしゃるところの“決断力(ここでは判断力)を経験を積むことによって磨く”ということでしょう。ここは実践あるのみです。

 より具体的に、捨て方としまい方のコツや経験も書かれているが、他の本では見られない特徴的なものとしては、主に次の通りかと思う。

<捨て方としまい方について特徴的なこと>

 ①コツは、「場所別・部屋別」ではなく、「モノ別」に考えること

 ②触ってみて心がトキめくモノだけを残し、他は思い切って捨てる

 ③物に感謝してから捨てること

 ④他人に捨てる物を見せない

 ⑤人生においてトキめく事に情熱と時間をかける

 → このメソッド(・マインド)の良いところは、要らないから捨てるというよりは、役目が終わった物とお別れする片付け方なので心理的な負担になりにくいことだと思う。

<他の本でも紹介されている方法>

 ○モノの定位置を決める(→日常のお片づけに移行できる)

 ○種類ごとに同じ場所に縦向きに収納する

 ○鞄の中に別の鞄を収納する

 ○水回りに物を置かない

 ○クローゼットに大抵のものは収納できる

 

ちなみに書店員としては、一応、こちらのコツを押しておきます(笑)。

→ 『本はタイミングが命であり、出合ったその瞬間が読むべき「時」』

 (これにははげしく同意!!^^)

 

 最後に、“理想の暮らしを妄想し、なぜそう暮らしたいかを考えていくと、片付けは自分の幸せのためと気付く” のだというメッセージを紹介させていただいて忘備録にしたいと思う。