理系書店員のひとりごと

水環境に興味があり「技術士」を目指す書店員のブログ。将棋アマ5級程度。日本手相能力検定3級。マラソン元サブスリー。トライアスロンはそこそこ。桑名七番勝負1回戦敗退。

将棋の上達方法(初心者向け)②

 前回は、将棋のはじめ方についてお話ししました。

 今回からは、具体的な将棋の上達方法について、書籍を中心にお話していきます。

 書籍が中心ですので、主にご自宅での勉強方法ということになろうかと思います。

 将棋をはじめたばかりの初心者の方が、アマチュア初段程度にまで力をつけるために良いと思われる書籍を紹介していきたいと思います。

 

<1.上達の手順(例)>

 ① ルール(駒の並べ方、駒の動かし方)・作法を覚える

 ② 駒落ち将棋および詰将棋(1・3手詰め)をする [トレーニング ①]

 ③ 得意戦法を決め、実戦で繰り返し試す

 ④ 詰将棋(3・5手詰め)をする、寄せ方(寄せの手筋)を覚える[トレーニング ②]

 

 将棋上達の手順は、だいたいこの①~④通りだと思います。これでアマチュア初段までは力をつけられるはず。ちなみに、将棋をはじめてしばらく経った人でも、意外と『寄せ』を知らないことが多いので、まずは言葉だけでも覚えておかれるといいと思います。

 (※ 『寄せ』は、詰将棋よりも大事だと言われています。)

 

 

<2.実際のお勉強>

 ① ルール(駒の並べ方、駒の動かし方)・作法を覚える

   駒の並べ方は以下の通り。お互いに20枚の駒をそれぞれ並べます。

   駒の動かし方・作法についてはここでは省略させていただきます。

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       図1.  駒の並べ方(excelで作成)

 駒落ち将棋および詰将棋(1・3手詰め)をする

 駒落ち将棋は、「相手の弱いところに自分の兵力を集中させて勝つ」という、将棋において最も基本的な考え方を実戦で学ぶことができるものです。将棋を始めたばかりの方にとっては、平手よりも駒落ちで指した方が棋力向上の近道になると思われます。

 書店には置いていないことが多いのですが、ネットで探せば駒落ち定跡の本が何冊かあります。駒落ち定跡にも新旧ありますが、書籍としてはご自身の読みやすいものを選ばれて問題ないと思います。ただし、漢字が多いので、お子様が学ばれるのには、大人の助けが必要かもしれません。とりあえず、古い本の写真を一例として載せておきます。

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    将棋大観駒落ち定跡全集) 木村 義雄 著(昭和51年、日本将棋連盟

 まずは8枚(または6枚)落ちから始めて、2枚落ちくらいまで順に学ばれるとよいと思います。駒落ち将棋は、相手との戦力にあらかじめ差がある状態での、いわゆる型を覚える勉強です。2枚落ちを学ばれる頃には、先述の「相手の弱いところに自分の兵力を集中させる」という、将棋の基本的な考え方は身についていることと思います。

 一方で、ルールを覚えられたら、詰将棋もできるようになっています。まずは1手詰め、そして次は3手詰めが良いと思います。最初は1手詰めでも難しく感じると思いますが、読み切って正解できた時の感激はひとしおです。ちなみに、写真はわりと昔の3手・5手詰めです。

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  「実践に役立つ 3・5手の詰将棋高橋道雄 著 (1990年、池田書店