理系書店員のひとりごと

水環境に興味があり「技術士」を目指す書店員のブログ。将棋アマ5級程度。日本手相能力検定3級。マラソン元サブスリー。トライアスロンはそこそこ。桑名七番勝負1回戦敗退。

将棋の上達方法(初心者向け)③

<1.上達の手順(例)> のつづき

 前回は、「① ルール(駒の並べ方、駒の動かし方)・作法を覚える」

     「② 駒落ち将棋および詰将棋(1・3手詰め)をする 」   についてお話しました。

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 次は、いよいよ、自身の戦法を決めることかと思います。

しかし、将棋の戦法自体、ざっと大まかに分類されるものでも30種類以上あり、それぞれの分岐も含めると、それはもう初心者の手におえる数ではありません。しかも、相手の出方によってはそもそも成立しなくなる形もあるので、どうしても最初に覚える戦法については決めあぐねてしまいます。それでは、得意戦法をどう決めたらよいのでしょうか?

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        初心者の方にはいきなり「羽生の頭脳」シリーズは難しいと思われます。

 

得意戦法を決め、実戦で繰り返し試す

  最初に覚える戦法として何がよいかについてですが、ズバリ次の通りです。

ーー 最初に覚えたいおススメ戦法 ーーーーーーーーーーーーーーーー

  ☆攻めが好きな人(とことん攻めたい人)

    ①(角換わり)棒銀  [居飛車

    ② 極限早繰り銀   [居飛車

    ③ ゴキゲン中飛車  [振り飛車

    ④ 右四間飛車    [振り飛車

 

  ☆守りが好きな人(まずはしっかり玉を囲いたい人) 

    ⑤ 四間飛車     [振り飛車

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 ①(角換わり)棒銀  [居飛車

 定番の棒銀棒銀自体は、ひふみんこと加藤一二三先生が好んでよく指された戦法です。棒銀戦法自体は、狙いが分かりやすく、決まれば破壊力抜群の戦法です。相手の陣地に達するスピード(手数)も速いので、指し慣れればほぼ間違いなく戦型を作ることができます。相手の出方によっては必ずしも角換わり(角交換)になるとは限りませんが、初心者の方には特に、(場合によっては、角交換によって一手損してでも)角交換をして持ち駒として角を手にしておくことで、戦いがより限定され、かつ攻撃力がより大きくなるので、角換わりの棒銀を特におススメさせていただきます(ただし、相手も角を持つことになります)。参考書籍としては次の書籍などがあります。

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     (左)「最新棒銀戦法」青野照市 著(2001年、創元社

     (右)「単純明快棒銀戦法」芹沢博文 著(1974年、日本将棋連盟

 

  余談ですが、昔は毎日コミュニケーションズ社から将棋の “定跡百科” シリーズが出版されており、これらの書籍が見開き2ページ毎に形勢(結果図)が表示されており、見やすさはもちろん、パターンの豊富さでも随一の定跡書だったと思います。

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